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アトリエうかいの養蜂2026 ~イベントレポート~
アトリエうかいの養蜂2026 ~イベントレポート~
5月2日(土)、TAKAO 599 MUSEUM にて、「動植物の都 高尾のおいしい物語」を開催いたしました。ご来場いただいた皆様ならびにご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。 うかいは2022年にはちみつブランドL’ABEILLE の百花蜜と出会い、その美味しさについて深堀りする中で、ミツバチが自然を育むために重要な役割(花粉交配によってイチゴやカカオ、綿花など暮らしに欠かせない多くの作物の受粉を支えている)を果たしていること。そのためには養蜂家による保護や恵まれた自然環境が必要なことや、高尾が養蜂に適した自然豊かな地であることを知り、それを広く発信していきたいという想いから本イベントを企画しました。 今回は高尾に拠点を置く4社(株式会社うかい、L’ABEILLE 株式会社、TAKAO 599 MUSEUM、高尾ビジターセンター)によって、高尾の豊かな自然があり、そこに動物や昆虫が集い、ミツバチが飛び回ってはちみつを作り、人間がお菓子をつくって食べる。という一連の流れを4つのプログラムを通して体感していただきました。

はちみつ&スイーツ試食

アトリエうかいは「L’ABEILLE」監修のもと、2023年から高尾山麓の「アトリエうかい養蜂場」ではちみつを採っています。そこで採れたはちみつはショコラにしたり、八王子うかい亭でワッフルにかけてご提供するなど実際にお客様のもとに届けられています。 今回は季節ごとに採れたはちみつ3種の食べ比べと、はちみつシフォンケーキを味わっていただきました。

高尾はさまざまな花が咲くため蜜源が豊富にあり、花々の香りや個性が重なりあった豊かな風味の百花蜜を作ることができます。 色々な花から集められたはちみつだからこそ、季節ごとに味わいや色合いが違います。春のフラワリーな香りは焼き菓子や紅茶に、初夏はすっきりとした甘さでどんなものにも合わせやすく、夏は力強い風味がブルーチーズやワインなどと相性が良いと、それぞれの楽しみ方をお伝えすると、「夏のはちみつがお食事系に合うのは新しい発見でした」「家に帰ったら試してみたいです」などのお声をいただきました。

シフォンケーキは「アトリエうかい 京王調布」で焼きあげたものをご用意しました。こちらの店舗ではクッキーだけではなく生菓子やプリンの販売も行っています。 アトリエうかいの生菓子は素材にこだわり、口の中で溶けて消えるような繊細なスポンジやクリームが魅力です。今回イベントでご提供したシフォンケーキも卵の香りをしっかりと生かし、春のはちみつをたっぷりと使うことでしっとりとした食感に仕上げました。 ※店頭で販売しているシフォンケーキにはアトリエうかい養蜂場で採れたはちみつは使用しておりません

グランシェフパティエ・鈴木は「はちみつをおいしく味わっていただくことが、自然環境への配慮や養蜂家への支援につながっていく」と語り、皆様に食を通じて自然とのつながりを感じていただきました。

高尾の自然講座

イベント会場でもある「TAKAO 599 MUSEUM」は京王線高尾山口駅から徒歩4分という好立地にあり、高尾の自然についてプロジェクションマッピングや展示を通して知ることのできるミュージアムです。まずは高尾の全体像を知っていただくべく、古茂田副館長に高尾山特有の植生や歴史についてお話しいただきました。

高尾にまつわる“数字”をクイズ形式で紹介しながら、高尾山について深堀りし、立地的な条件による環境の特性や、歴史的な要因が重なることで、高尾は数多くの動植物が息づく魅力的な自然を育んできたことを解説。 また、山桜やスミレなど、高尾で見られる植物についても豊富な資料とともにご紹介いただきました。

参加者の皆様がメモを取ったり、スライドを撮影したりしながら熱心に耳を傾けてくださっていた姿が印象的で、高尾の自然への関心の高さを実感することができました。

ミュージアム周辺散策



続いては、「高尾ビジターセンター」梅田センター長による、ミュージアム庭園の散策プログラム。高尾ビジターセンターは高尾山の山頂にある、日本で初めて解説員(インタープリター)が常駐した情報発信施設です。 散策にぴったりの陽気の中で解説が行われ、参加者の皆様は時に葉や昆虫などを指差したり、実際に手に取りながら、和やかな雰囲気で観察を楽しまれていました。 はちみつの蜜源にもなるカエデの木には、よく見ると葉を幾重にも巻いた不思議なゆりかごが風に揺られていて…その秘密も教えていただきました。

また、等身大のムササビのぬいぐるみや剥製、エサにした葉や枝を用いたレクチャーでは、普段なかなか知ることのできないムササビの暮らしを身近に感じることができました。 ただ歩いているだけでは気づけない、高尾の動植物の魅力を存分に知ることのできる30分となりました。

はちみつしぼり体験


散策に続いて、L’ABEILLE 養蜂部による、はちみつしぼり体験がスタート。 「L’ABEILLE」は世界12ヵ国・約80種類のはちみつを取り扱うはちみつ専門店で、高尾山麓に自社養蜂場を構え、ミツバチの保護活動を行っています。 この日、みつしぼりに用いたのは、監修していただいてる「アトリエうかい養蜂場」で前日に巣箱から取り出したばかりの巣板です。 たっぷりと蜜が詰まった巣板を実際に持ち上げて重さを体感したり、遠心分離機を回してはちみつを絞ったりと、普段はできない体験に会場は大いに盛り上がりました。

はちみつは、ミツバチたちが羽ばたいて風を送り、集めた蜜の水分を飛ばすことで完成します。 今年の春は条件に恵まれ、水分がしっかりと飛んだことで、糖度・粘度ともに非常に高い仕上がりとなりました。そのため、遠心分離機から落ちる速度が例年よりもゆっくりで、色味も濃くなるなど、自然条件による違いを実際に感じることができました。
溜まったはちみつを濾すためにノズルを回すと、春の花々の香りをまとった蜜がとろりと流れ落ち、その瞬間、会場は歓声とともに明るい空気に包まれました。

高尾の自然と共に過ごした、 学びと発見の時間

プログラム終了後にご協力いただいたアンケートには「スタッフさんたちが丁寧に作り上げてくださったイベント。とても温かさを感じ、自然を大切にし、共存していこうという力を感じたイベントでした。」「高尾に生きる生物や植物の多さにびっくりした。」「はちみつをこんなに味わう機会はあまりないので想いを馳せつつ味わえた。みつばちを応援したい!」「高尾山の歴史、自然といろいろと学べる良い機会になりました。ケーキもはちみつもおいしくて感動しました。」など、たくさんの嬉しい感想をいただきました。
左からアトリエうかい 鈴木、L’ABEILLE 養蜂部、高尾ビジターセンター 梅田センター長、TAKAO 599 MUSEUM 古茂田副館長
今後もうかいでは「食べること」が未来へつながる一歩となる、イベントの開催や商品開発を続けてまいります。 改めまして、本イベントに関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
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